• NEWS : 2016.12.01 Milbon Recruiting Information 2018 Website launched.
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Special Contents

ミルボンのグローバル化最前線

岡本 征彦

管理部財務・広報グループ
統括マネージャー

1995年入社。経理のプロとして多数の海外子会社・駐在員事務所の設立と運営を支援。2016年より統括マネージャーとしてミルボングループ全体の経理財務業務に携わる。

藤原 弘枝

現地法人ミルボンコリア
代表理事

1999年入社。約3年間の国内営業を経て、海外駐在員として韓国へ。現在は2009年に設立されたミルボンコリアのトップとして、総勢32名のメンバーを率いる。

一気に加速したグローバル化。

藤原
私は「国際的に活躍したい」という希望を強く持っていました。ですから、2002年に韓国の駐在員に、という話をいただいた時は、「夢が実現する!」と、飛び上がるほど嬉しかったことを今でもよく覚えています。
岡本
それ以来14年間ずっと韓国で活躍され、現地で家庭も築かれて、今はミルボンコリアの代表です。グローバル化の先駆けともいえる藤原さんからみて、この5年ほどのミルボンの変化はどう映っていますか?
藤原
2010年に佐藤社長が「グローバル化の推進」を掲げて以降、さまざまな変化を実感しています。まず、日本のメンバーが海外にいる私たちへの支援を、より主体的に関わってくださるようになったことですね。それによって、現地メンバーが、「自分たちはこんなすごい会社で働いているんだ!」と、今まで以上に誇りをもって働いてくれるようになりました。
岡本
そうした意識の変化が、きっと好調な業績につながっているんですね。私はミルボンUSAを皮切りに、ミルボン上海、ミルボンコリアの設立に携わって、グローバル戦略が本格化した2010年以降は、タイ、ベトナム、マレーシア、トルコへの進出に携わりました。この4カ国はすべて同時進行だったので、グローバル化が一気に加速したことを肌で感じましたね。
藤原
ミルボンコリア設立の際も、何度も出張に来て手伝っていただきましたが、4カ国同時進行はさすがに大変だったのではないですか?国によって制度や法律も違いますし。
岡本
そこは藤原さんもご存知の、韓国での失敗が生かされています(笑)。ミルボンコリア設立時に、一般的な企業向けの韓国進出マニュアルを鵜呑みにして、健康保険の手続きをしてしまって・・・
藤原
参考にされたのが、社員が3〜4年で日本に帰ってくるような場合のマニュアルだったんですよね。ミルボンの場合は、その国や地域に根差す覚悟を持った「片道切符」だから、全然当てはまらなかった(笑)。さらに、その健康保険は、一旦解除すると二度と加入できない、というルールも知らず。あれは落とし穴でしたね。
岡本
その経験を踏まえて、最近では会計事務所やコンサルタントなど現地の専門家とのネットワークづくりを大切にしています。いつでも相談にのっていだける関係を構築したうえで、一般的な進出企業の例をミルボンに置き換え、どのパターンが社員にとって最善かを考えるようにしています。

「信頼関係」がキーワード。

岡本
現地法人立ち上げ時に22億ウォンだった売り上げ目標が、今年は160億ウォン。社員も9名から32名に増えています。このミルボンコリアの飛躍のカギはどこにあるのでしょう。
藤原
最初から順調だったわけではありません。韓国ではおまけや値引きといった商習慣が定着していて、美容業界でもプラズマテレビや商品自体の贈呈が当たり前のように行われていました。そんな中、ミルボンは「教育で付加価値を創造する」というポリシーを曲げることなく貫いていたのですが、派手なプロモーションを展開する他社にかなわず、なかなか成果に結びつきませんでした。
岡本
そんな逆境の中、どうやって市場に受け入れられていったのですか?
藤原
少し矛盾するように聞こえますが、そこはやっぱり「教育」なんです。売り上げは別にして、教育内容への評価は非常に高く、「ぜひまた来てください」という声をたくさんいただいて。ボランティアではないし、このまま続けていいのだろうか、という迷いもありました。でも「私たちは間違っていない。お客様は喜んでくださっている」という確信のもと活動を続けた結果、3年目あたりから徐々に数字として成果が見えてきました。
岡本
そこに至るまでに「売り上げ=数字」だけで判断していたら、即撤退、という事態になっていたかもしれませんね。
藤原
実際に、そうした日本からの圧力を感じて、目先の売り上げのためにおまけや値引きをエスカレートさせるメーカーさんもおられました。私の場合は、日本の上司が一貫して数字を求めず「お客様に喜ばれる活動をしなさい」と背中を押してくださった。だから続けられたし、時間がかかった分、お客様と真の信頼関係を築くことができました。
岡本
経理畑を歩んでいると、つい人間より数字に興味が向いてしまいがちなのですが(笑) 、「信頼関係」は私にとっても大切なキーワード。たとえば現地法人の経理スタッフとは組織上は別々なのですが、つねに「同じ経理グループの仲間」という意識で接しています。コミュニケーションを密にとりながらお互いを信頼しあい、いっしょに輝いていきたい。ミルボンコリアにも、そんな思いでつながりあう大切な仲間がいます。
藤原
通訳からミルボンの社員になられた、釜山の支店長ですよね。研修で日本に滞在していた時、岡本さんがいつも話したり誘ったりしてくれて本当にうれしかったって、いまだに感謝しておられますよ。

グローバル化に込められた意義。

藤原
現地法人からすると、幅広いノウハウが蓄積された日本の管理部門は、何かあった時に頼りになる心強い存在です。
岡本
これからもそんな関係を継続していきたいですね。ミルボンの場合、立ち上げ時こそ我々管理部門が深く携わりますが、その後は「現地のことは現地で」というのが基本スタンス。「現地の自立を支援すること」が最重要ミッションだと考えています。
藤原
私のミッションは、「ミルボンコリアの未来をつくること」。より多くの美容室や代理店のお役に立ち、韓国の美容業界をリードする存在になりたいですね。そのためには後任者の育成が欠かせないのですが、今いるメンバーは成長意欲が高く、男性も女性も「自分が社長になる!」と言っています(笑)。
岡本
みんなパワフルだよね。私も人材育成は、常に意識しています。じつは海外支援の業務に携わるまで、自分の仕事が「人の役に立っている」ということがあまり実感できなかったんです。現地の人から「助かりました!」と言ってもらえるようになってはじめて、経理財務の仕事ってこんなに楽しいんだ、と開眼しました。後輩たちにもその喜びややりがいを知ってほしいし、自分が率先して魅力を伝えていかなければと思っています。
藤原
そう考えると、ミルボンのグローバル化には本当にいろんな意義がありますよね。岡本さんやミルボンコリアのメンバーのように仕事への意識が高まったり、活躍の舞台が広がったり、進出国の雇用を活性化したり・・・
岡本
新しい可能性を感じますね。ミルボンがグローバル化を標榜しはじめた頃、「グローバルリーダー研修」の公募があって、ミルボンコリアやミルボン上海の設立で得た経験値を後輩たちに広めたいとの思いから私も手をあげました。心のどこかで、「営業職だけが受かるんだろう」と思っていたのですが、管理部門の私も一期生に選ばれた。その時、全社一丸となって本気でグローバル化を目指すんだ、と改めて実感しました。
藤原
私も本気ですよ!10~15年後には韓国のプロフェッショナル分野でNO.1の支持をいただける会社に、そして誰もがイキイキとやりがいをもって働ける会社、誰もが豊かな生活を手にいれることができる会社にしたいと思います。