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シリーズ インプレア開発者インタビュー② ローション開発秘話【後編】

インプレアの開発秘話を、アイテムごとにご紹介していくシリーズの第2回目はローション開発秘話の後編です!
前回に引き続き、インプレアローションについて、コーセー商品開発の土屋美欧さんにお聞きします。

【編集】
「これまでコーセーは百貨店やドラッグストア等で販売される化粧品を生み出してきましたが、インプレアは美容室で販売されるということで、美容室専売品ならではの工夫をした部分はあるのですか?」

【土屋】
「美容師さんが築かれてきた信頼を壊さないように、お客さまと一緒に実感し、互いに納得できる特長があることがより大事だと思いました。インプレアのローションはツヤ感、ふっくらとしたうるおいをお客さまと共有していただきたかったので、コクがあるのにパシャっとはじけるような浸透感にこだわっています。コクと浸透感、この相反する特長を実現するのには、とても苦労しました。」

【編集】
「どのように難しかったのですか?」

【土屋】
「ローションには、お肌にたっぷりとうるおいを与え、コクのあるテクスチャーを実現するために、とろみのある化粧水としても油分を多めに配合しています。油分が多いということはべたつきにつながりやすいので、浸透感の妨げになってしまいます。油分を減らせば浸透感は高まりますが、うるおいがすぐに飛んでしまいやすくなってしまいます。コクがあるのにパシャっとはじける特長は、試行錯誤を繰り返していろいろな成分のバランスや、コーセー独自の乳化技術を応用することによって実現することができました。」

【編集】
「化粧品を使う女性にとって、肌効果ももちろん大事ですが、使用感が心地よくないと使い続けられないですよね。工夫がたくさん詰まっていることが良くわかりました。」

【編集】
「最後に、インプレアを知り尽くした開発者の土屋さんから、ローションをさらに効果的に使う裏技などあれば教えていただければと・・・」

【土屋】
「そうですね、日によって乾燥が特に気になる時があると思うのですが、そんなときは“追いローション”がおすすめです。」

【編集】
「”追いローション“!」

【土屋】
「まずは規定の500円玉くらいの量をコットンにとります。毛穴は下を向いているので、下から上に肌に押し込むようにやさしくパッティングしてください。さらに、下から上に両掌で包み込んで、ハンドプレスするとなじみがよくなります。そして、乾燥が気になる口元や、目周りなどには、コットンの上にさらに数滴たらして、おさえるように重ね付けします。コクのあるインプレア ローションだからこそ、パーツケアまでできるのです!」

【編集】
「なんと、いいお話を聞きました。今日帰ったら“追いローション”、早速やってみます!」

開発者インタビュー①②では、ローションの開発秘話をお届けしました。
次回は、これからの季節のご提案にピッタリ!フェイシャル マスクの開発秘話をお届けします。お楽しみに!

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