EVENT REPORT /
DESIGNER'S REVIEWS開催報告/選考デザイナー総評

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感性から生み出された、
新たな息吹。

開催25年目を迎えたミルボン フォトレボリューション。
今年から、「グランプリ制の導入」と「アバンギャルド部門の新設」により、
イベントが大きく進化し、作品数も増加。

国内と海外(中国・台湾・韓国・マレーシア・USA)から、
「リアリティブ部門」1,933作品、「アバンギャルド部門」804作品、
合計2,737作品のご応募をいただきました。

リアルとクリエイティブの融合から生まれる「リアリティブ」。
既成概念に捉われず、新しい表現を試みる「アバンギャルド」。

どちらの部門でもデザイナーの「自分印」が光る、感性豊かな作品が揃い、
各部門を象徴する作品が「フォトレボリューションオブザイヤー」に輝きました。

これからもミルボンは、クリエイションの可能性へ挑戦するデザイナーの皆さまを応援してまいります。
ご応募いただいた皆さま、ありがとうございました。

DESIGNER'S REVIEWS選考デザイナーの総評
井上 和英
Fiber Zoom

今年は、コントラストの高いレイヤーを使った新しい「動き+質感」の表現が見られ、表現方法の進化を感じました。また、「表現の力強さ」を感じさせる作品が多くあり、作品全体のレベルが上がっていました。

岩田 敏靖
Angelica

年々、海外の作品はクオリティが高くなり、特にカラーのレベルの高さに惹きつけられました。アバンギャルドは、もっと刺激的なデザインが出てくることを期待しています。

浦 さやか
otope

リアリティブは上手な作品は多いですが、似た作品も多く、オリジナリティが課題に感じます。アバンギャルドは思い切った作品が多く見られて、その中でもいろんなアプローチがあって、見ていて刺激的でした。もっともっとアバンギャルド部門に参加してほしい!

大林 博之
ASCH

リアリティブは、ナチュラルなウェーブに浮遊感のある作品が目立っていました。アバンギャルドは、芸術性を感じさせる個性豊かな作品が多く見受けられ、楽しく審査させていただきました。

岡村 享央
MINX

リアリティブは、もっとフォルムやフィニッシュワークでの毛の動かし方を工夫するとクオリティが高くなると感じました。アバンギャルドは、リアリティブとあまり変わらないテンションの作品も多く、もう少し独創的でインパクトがあっても良かったと思います。

小村 順子
ACQUA

カラーやスタイリングなどセンスの良い作品が多く、刺激を受けました。ただ、見た事のある作風も多いので、もっとオリジナリティ溢れる作品が増えることを期待してます。美容業界の作品だけでなく、色んなものを見て、発想を広げてみてください。

木村 直人
air

アバンギャルド、美容師ならみんな好きな部門ですよね。胸が熱くなりますね!インパクトのある作品が多い中、切り込まれた作品が目を引きました。レベルも年々上がっているので、来年に期待しています!

古城 隆
DADA CuBiC

リアリティブは、黒髪とスタイリングによるカールデザインが定着しているので、カットとカラーによる新しいデザインが増えると良いですね!振りきったデザインを創ることで、自分の範囲をこえてデザインのクオリティが上がるので、アバンギャルドへの更なるチャレンジを期待します。

小林 知弘
kakimoto arms

アバンギャルドは、作品テーマのアイデアや表現方法をもっと思い切りよく創っても良いと思いました。オリジナル発想でデザインを創り続けることで、更に発想力が鍛えられますので、やり続けましょう!

小松 敦
HEAVENS

何よりアバンギャルドが良かったです。作品に力のあるものが多く、ワクワクします。リアリティブよりの作品もまだ多いので、もっと振り切ったデザインを期待します。ハイクリエイションなデザインが今後の可能性を生むと思います。

小松 利幸
ANTI

リアリティブに対して向き合うデザインの取り組みは成熟期を迎えようとしているので、リアルにサロンワークへ反映する方向に行くと良いと思います。アバンギャルドでは、フォト・ヘアメイク・ファッションのバランスが大切です。

薫森 正義
Rougy

リアリティブ作品のクリエイティブ化が目立ち、「街を歩けないデザイン」になってきています。逆にアバンギャルド作品がおとなしい印象でした。もっと突き抜けた感が出るといいですね。

高橋 正樹
ELENA

リアリティブは、顔まわりの髪の動きなどのディテールのレベルが上がっているので、「自分らしさ」の見せ方を追求してください。アバンギャルドは、独特の世界観や見せ方など幅広いものがあり刺激的でした。

CHIKA
artifata

海外は、独自の世界観を柔軟に強く表現する傾向があり、クリエイティブの感覚が洗練されてきたように感じました。日本は、似たデザインが多くなってきたので、新しさやフレッシュなインパクトがもう少しあるといいですね。

塚本 繁
K-two

アバンギャルドの作品は「さすが!」の一言でした。リアリティブは、レベルの高い作品が増えましたが、逆に言うとつき抜けた作品があまりないとも言えます。自分の好きを深堀りして磨いていくことがレベルアップに繋がると思います。

土橋 勇人
DIFINO

狙いを定めて作品創りをすることがこれからのテーマではないでしょうか?アバンギャルドでは、もっと自分らしく、突き抜けた発想で表現してみてください。リアリティブは、ショートスタイルが多いので、ロングスタイルも見てみたいですね。

福井 達真
PEEK-A-BOO

各部門ともに刺激ある作品がありました。トレンドや傾向などはありますが、時代に流されないデザインは時代を変えるとも思います。賞を獲る為のデザインではなく、トレンドを創るデザインが出てくることを期待しています。

宮村 浩気
AFLOAT

今年も沢山の新しい作品を見させて頂きました。リアリティブにはもっと工夫が欲しかったですね。少しやりすぎた感のある作品が目立ちました。アバンギャルドは楽しい発想で創作されていて、ワクワクさせる作品が多かったです。

山本 真梨子
LILI

リアリティブはレベルが高くなっていて熱量をすごく感じます。髪の動かし方などをもう少しキレイにみせると良くなると思います。レベルが高くなっているので、来年もよりクオリティが高くなることを期待してます!

吉田 隆司
snob

リアリティブは写真としてのクオリティも上がって、オシャレな作品が多くありました。アバンギャルドではアート性を感じる作品も数多く見られ、創造力が問われる場だと思いますので、これからが楽しみです。

※氏名五十音順