審査員総評
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KIM JIHYE
(キム・ジヘ)KIM JIHYE (キム・ジヘ)
審査をして感じたのはとてもクリエイティブで、テーマに合わせて、自由でカラフルな感覚を自分の色でよく表現できている作品が多かったという点です。特に学生部門では、地域ごとに特徴のある作品が多くて審査していて面白かったです。
私はファッションスタイリングとファッションデザイナーの仕事をしているのでいつも全体的な調和を重要だと思っています。
今回もそういったところに重きを置いて審査を行いました。ヘアデザイナーの方々がこんなにたくさん活躍しているということを今回のDA-AD-を通じて新しく知ることができ、刺激になりました。 -
LESLIE KEE
(レスリー・キー)LESLIE KEE (レスリー・キー)
過去2年は空間を巧みに活用した作品が多かったですが、今年はポートレート作品が中心となり、皆さんが本気でヘアスタイルの形状やクオリティ向上を目指して作品を撮影しているなと思いました。そして必ずヘアの世界観だけでなくても、テーマコピーや空間を上手に自由自在に大胆に表現することも大事だと思っています。
私が作品を作る時に1番大事にするポイントは、「遊び心を忘れず」にということです。
作品は永遠に残るものですから、応募者の方々もきっと誇りを持って、愛情を込めて作品作りに取り組んでいることと思います。
美容師の先輩後輩、年齢や国籍を問わず、皆さんが楽しくワクワクしながら、自分が1番表現したい作品を、今後もどんどん応募してほしいです。 -
MITSUI, Akiko
(三井 明子)MITSUI, Akiko (三井 明子)
ヘアーのクオリティだけでなく、コンセプトも意識した世界観づくり、画面レイアウトまで、完成度の高い作品ばかりでした。
入賞作品と惜しくも逃した作品との差は、かなり僅差でした。
オリジナリティの高い作品も増えていて、皆さまの独創性に刺激をいただきました。
また学生部門についてはプロに負けない力作がたくさんあり、皆さまのパワーとポテンシャルを感じました。
一方で、少し似た傾向の作品も多く、ぜひ、皆さまそれぞれの個性を自由に表現いただけると良いなと感じました。
若さあふれる作品にパワーをいただきました。これからもぜひチャレンジしてください! -
YOSHIDA, Yuni
(吉田ユニ)YOSHIDA, Yuni (吉田ユニ)
私はアートディレクターという仕事をしており、広告を主に作っていますが、コピーやターゲットなどの制約がある中でビジュアルを制作しています。
そのため常に俯瞰で見る、客観的に見ることを大事にしており、その中で、人々の心を揺さぶるようなビジュアルを作ることを心がけています。
今回このような審査をするのが初めてでしたが、新しい皆さまのセンスを拝見させていただき、すごく新鮮で、私自身も勉強になりました。
ありがとうございました。