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COSMETICS INNOVATION 2019 実施レポート【前編】

コーセー ミルボン コスメティクスから発売される美容室専売化粧品ブランド第一弾となる「iMPREA」。
そのデビュー発表会である、COSMETICS INNOVATION 2019が、3月18日にホテルニューオータニ大阪、26日にセルリアンタワー東急ホテル(東京)にて開催されました。今回は発表会の様子についてレポートします。

 

両会場合わせて、591名の方々にご参加いただきました。今回は業界内外からの注目度も高く、サロンさまの他にも、さまざまな媒体のメディア貴社さま、投資家さまなども参加されました。

イベントの冒頭ではコーセー ミルボン コスメティクスの親会社である、(株)コーセー 社長 小林一俊、(株)ミルボン 社長 佐藤龍二、そして両社提携の出会いを取り持った、ビューティビジネス代表 雨宮慎一氏をナビゲーターに迎えたトークセッションが行われました。

美容室専売化粧品市場参入に対する両社の意気込み

百貨店や化粧品専門店を顧客としてきたコーセー 小林社長は、美容室専売化粧品の可能性について、
「コーセーではよい商品を、よいお店で、きちんと売るということを実践してきました。美容室は、顧客一人ひとりへ、信頼できる情報を提供できるface to faceのビジネスという点で非常に可能性があると考えています。」

これまで美容業界に絞って展開してきた ミルボン 佐藤社長は、美容室での化粧品の展開について、
「美容室は20万軒ある。街々村々まで存在する、大きなチャネル。ミルボンの販売戦略は、あくまでも、人が中核です。美容室を化粧品の第8のチャネルにしていくために、ミルボンフィールドコスメティクスエデュケーター(FCE)だけではなく、フィールドマーケティングセールス(FMS)やフィールドサロンエデュケーター(FSE)、そして代理店インプレアアンバサダー(IA)とともに強固な連係体制で、サロン様をしっかりとサポートいてまいります。」

と語り、可能性に満ち溢れた美容室市場の発展に向け、異なる強みを持った両社が全力で取り組む姿勢を示しました。

コーセー ミルボン コスメティクス(株) 商品企画 水谷恵理

ブランド誕生の背景、ブランドの特長、商品のオリジナリティなどについてコーセー ミルボン コスメティクス(株) 商品企画 水谷恵理より、プレゼンテーションを行いました。

美容室における化粧品提案の新たな切り口 “印象プロデュース”

「美容室では、ヘアを目的に来店されたお客さまへ、突然化粧品を紹介することは不自然に思われかねません。そこで、髪も顔も印象をつくる要素は全く同じ〈色〉〈質感〉〈形〉で出来ていることに着目し、髪のデザイニングの考え方に顔の要素をプラスし、髪と顔をトータルでとらえながら、印象を自由に操り、お客さまの”なりたい”を叶えていくカウンセリングメソッドとして開発されたのが 印象プロデュースです。」

商品開発の着眼点 ”印象”

「お客さまは、髪を切りたいというよりも “印象を変えたい”という潜在ニーズがあります。現在、すでに髪の分野において似合わせる力を持っている美容師さんが、髪と顏を合わせたトータルでの印象提案、すなわち『印象プロデュース』をすることができれば、顧客の求める潜在ニーズに応えることができると考えております。
しかし、髪型を変え、瞬時に印象を変えることができる美容室で、肌だけ28日も待たせるわけにはいきません。そこで、第一弾となるブランドiMPREAは、美容室ならではの価値を生み出すものとして、『瞬時に印象を変える化粧品』を開発のテーマに掲げたのです。」

とし、美容室で販売する化粧品ならではの特長を『なりたい印象を瞬時に叶えること』であるととらえ、これまでにない化粧品開発に向けて両社共同研究成果の発表にバトンをつなぎました。

「COSMETICS INNOVATION 2019 実施レポート【後編】」はこちら

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