INTERVIEW
女子バスケットボール 宮崎早織選手|アスリートの美しさを拓く
活躍するアスリートの美しさの秘密とは
その道を極めて輝くひとは、なぜあんなにも美しいのだろう。
並々ならぬ努力と精神力で、世界を舞台に活躍するアスリートたち。今回は、ミルボンのなかでも細分化されたアイテム展開でさまざまな髪の悩みにこたえるヘアケアライン「オージュア」のスペシャルケアをサロンで体験していただきながら、その強さの奥にある心の美しさや素顔に迫ります。
体験したのは…
宮崎早織(みやざき さおり)選手
1995/8/27生まれ 埼玉県
「ENEOSサンフラワーズ」所属。ポジションはポイントガード。
聖カタリナ学園高校在学時より、2年時にインターハイ・ウィンターカップ準優勝、3年時のウィンターカップでは3位入賞など成績を残しながら、U-16アジア選手権優勝(2011年)、U-17世界選手権4位(2012年)、U-18アジア選手権準優勝(2013年)と世界選手権の選抜選手としても活躍。
コートネームは、“揺らがないプレーヤー”の意味を込めて「ユラ」。
ショートヘアに宿ったメッセージ
女子バスケットボール・宮崎早織選手。
類稀なるスピードを武器に、第一線で活躍し続けている29歳。コートの外で出会った彼女は、爽やかで、気さくで、スタイリッシュ。「おしゃれな髪型でもバスケはできるよっていうのを示したい気持ちもあって」。そう話す彼女は、ショートヘアでのハイトーンやブルーなどさまざまなカラーチェンジを楽しんでいるそう。
「スポーツをやっていると、おしゃれに興味がない子たちもたくさんいるんですよ。だけど、やっぱり一人の女性として魅力がある人のほうが、例えばバスケがなくても今後楽しく生きていけるんじゃないかなって。スポーツだけ!というのがすごく嫌で、バスケットボール以外のことも発信できたらなと思っています」
そんな彼女が抱く髪の悩みは、ハイトーンゆえの扱いにくさ。さまざまなアイテムで日々のケアを試すも、傷みによるゴワつきや広がりがなかなか収まらず、ヘアセットのしづらさを感じているとのこと。
そこで今回は、ブリーチケアに特化した「リペアリティ」と、髪に弾力を与える「プレセディア」のヘッドスパで、髪を根元から立ち上げながら柔らかくしっとりとした質感を目指すことに!
「久しぶりにヘッドマッサージも受けてとてもスッキリしましたし、仕上がりに驚きました!センターの分け目が結構ペタってなることが多いので、気になるときには今回体験した“プレセディア”を使いたいなと思います!」
「オージュアはどれも惹かれましたが、やっぱりダメージケアできるラインや、頭皮ケアができるラインが気になりましたね。頭皮ケアはあまり注目できていなかったので、これを機に自分でもメンテナンスしていってあげたいです!」
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※購入には、遷移先サイトのページ下部「トライアルメンバー」の登録が必要です
ルーティンは決めず、常に自然体で
スポーツ経験がある両親のもとに生まれ、5人兄弟の真ん中で育った宮崎選手。その性格は小さい頃から変わらず、まっすぐ自分らしく「自然体」で在ることを大切にしているように感じる。
のちに兄はプロサッカー選手、妹は競艇選手としても活躍するなど、幼少期からスポーツは生活の一部のような存在。なかでも宮崎選手が影響を受けたのは、バスケットボールをやっていた姉だった。
「小学校の頃に姉の姿を見てバスケットボールを好きになり、競技を始めました。『ENEOSサンフラワーズ』に入るのは夢だったんですけど、まさかオリンピックに出られるとは思っていなかったです!」
では、自分らしくいるための日々のリフレッシュ方法は?
「お風呂の時間や、服を見に行ったりとかですかね。最近はサウナにもハマっているので温泉に行ったり、 好きなものを食べたり。“あれもこれもしたい”ってなるときつくなっちゃうので、 その日その時に思ったことをするようにして、あまり予定は立てないタイプですね。試合前のルーティンも作っていないんです。
食事も制限はあまりしていないです。無理のない範囲で最近はグルテンフリーや腸活を取り入れています。なるべく外食をせず自炊をするようにして、水もたくさん飲むように心がけていますね。白米が大好きで、めちゃめちゃ食べます!」
シビアな世界でしなやかに生きる
女子バスケットボールの世界では、基本的には選手それぞれが実業団やプロクラブ、学校のチームに所属し各リーグで戦う。選抜された選手だけが大きな大会に向けた強化合宿に代表候補として召集され、さらに絞られて代表メンバーが決まっていく。
「試合の前は毎回緊張します。“今後こんなプレッシャーを感じることはないんじゃないか”というくらいつきつい時もありますけど、それが仕事なので。日本代表の選考では1つのミスが命取りになるので、より負荷も感じますね。
次の合宿では来ない選手がいて、この子が落ちたんだって分かったり。何年も活動していると慣れるんですけど、シビアな戦いをずっとしなくちゃいけないので、情緒は揺れたりもしますね」
日本代表を決める強化合宿では、一ヶ月以上ほかの選手とともに過ごす。2人部屋のことも多く、まさに寝食をともにしながらの長期的な選考。コートの外でも他者との調和が必要な環境のなか、どのようなコミュニケーションを意識しているのだろうか。
「代表だとずっと同じ宿舎にいるので、いろんな人とたくさん喋るようにはするし、コートの中でちょっと違うなと思った時はまっすぐ話に行って、 “ここはどうしたほうがよかったですか”とか、なるべくその場で解決できるようにはしています」
U-16アジア選手権のメンバーに抜擢され優勝。以降も代表選手として10代から世界で戦ってきた経歴を見ると、これまでの選手生活は順風満帆だったように見える。
「伸び悩んだ時期も全然ありますよ。実業団入団後の7年くらいはずっと下積みだったので、何のためにやっているんだろうなんて思うこともありましたけど、あの期間があって今があるので、我慢してよかったなと今になって言えますね。長かったですけど、すごく必要な7年間だったんだなって思うと、7年で済んで良かったなとも感じます。
今では心理学だったり、いろんな心の向き合い方も学んでいます。学ぶと全然違いますね。自分を知れるきっかけにもなるので楽しいです」
環境が変わっても、本質を捉えて走り続ける
宮崎選手のInstagramでは、さまざまな選手とのオフショットの投稿など社交的な人柄も垣間見える。自身の所属する実業団チーム「ENEOSサンフラワーズ」では所属10年目となり、今やチームメイトをまとめて引っ張る中心的存在に。
「チームメイトやマネージャー陣ともご飯に行ったりしますね。人見知りは先輩には全然しないんですけど、実は後輩には気をつかいます…(笑)というのも、下の子たちに気配りをさせてしまうのがすっごく嫌で。日頃から後輩が一番先輩たちを見てくれていますし、チーム内のいろんな仕事もやってくれているのに、先輩にも気をつかわせるというのがなんだか申し訳ないなって。後輩たちが話しかけてくれたら喜んで喋るんですけど、結構怖いって思われているかも…(笑)」
「私、ENEOSに入ってからの5年間は1番後輩で、ずっとお姉さんたちが上にいたんです。それがここ5年で自分が先輩側の環境になって、当時はびっくりでしたね。でも、 立場が変わってもやることは変わらないなと。今は若い子たちが多くて、挑戦してくれたり必死に頑張ってくれているので、声を掛けながら日々一緒に成長している感覚です。
私たちのプレーを見たくてお金を払って会場に来てくれるお客さんがたくさんいて、自分の良さや努力した部分を見せていくことが私たちの仕事でもあるので、そんな意識も若い子たちにはしっかり伝えていっています」
取材を終えて
なんて眩しくて太陽のような人なのだろうと、短い時間のなかで何度も感じるほどだった。彼女のスキルや積み重ねてきた歴史はもちろん、人懐っこさのあるさっぱりとした人柄や笑顔に魅了されているファンも多いのが伝わってくる。
そんな存在に出会うとつい別次元の超人のように見てしまうけれど、他の人と同じように落ち込むし悩むのだということも彼女は話してくれた。自分の心の立て直し方を知っていて、その面においてもプロなのだ。
芯の通った信念。髪やファッションで自分を表現すること。それはさまざまな「自覚」からも来ているものなのかもしれない。バスケに親しむ子どもや学生が憧れの対象として見ていること、日本の代表であること、観客が居て自分たちが在ること。それぞれに対する深い感謝と自覚があるからこそ、絶えず環境が変化しても彼女は迷わず、これからも美しく走り続けていくのだろう。
今回体験したスマートサロンはこちら
AFLOAT RUVUA Smart Salon
〒160ー0022 東京都新宿区新宿3-36-10ミラザ新宿ビル10F
通常営業日
火〜金 11:30〜20:30
土 11:00〜19:00
日祝 10:00〜18:00
定休日
月曜日 ※祝日の場合は営業、翌日火曜日が振替
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