
REPORT
艶やかな夜に似合う、酒と着物と、髪。

大政奉還150年を迎えたこの秋に、時代劇の聖地・太秦映画村で粋な大人の夜祭が11/25.26開催されました。場内はもう、完全に江戸時代。提灯に灯された光と、美味いもんの匂いが暖簾の奥から漂い、艶やかな三味線の音色が響いていました。


裏路地に入れば浪人たちが杯を交わして、お座敷遊びも障子の奥から見える。今年で5回目の開催となる本イベントのテーマは「維新」。侍や町娘に混じって、密命を帯びた維新の志士たちの姿も。


毎年たくさんのオトナたちで賑わうこのイベントに、ミルボンも参加しています。着物姿でおちょこを持って、日本酒を嗜む女性にこの日限りの髪結処「ISHIN」をつくりました。

髪を結ってくれるのは、京都でも屈指のヘアサロン「K-two」のスタイリストたち。お手製の髪飾りで、着物姿の女性をより美しく、洒脱に。いつの時代も、女性は美にこだわるもの。
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髪がきまったところで、さあ、江戸京都界隈を闊歩する準備ができました。
今宵、キンと冷えた空気の中を、颯爽と歩くオトナたちがかっこいい。




夜も更けた午後8時。ヘアサロン「K-two」のスタイリストによるヘアショーも実施されました。


三味線の音色の中で穏やかに仕上がっていくヘアスタイル。艶やかな衣装を最後に纏い、集まった人を魅了しました。



着物姿で古都の城下町を歩く。普段とは違う空気の中、恋人や友人とお酒を酌み交わす。なんとも優雅で、独特な非日常を味わるイベントでした。
来年も開催されるので、ぜひ足を運んでみてください。
太秦江戸酒場〜秋・維新前夜〜
http://www.toei-eigamura.com/edosakaba/
髪結処「ISHIN」photo by 保井崇志
写真:保井崇志
取材・執筆:ミネシンゴ