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ミルボンのヘアミルクはどう選ぶ?種類別におすすめ商品7選を紹介

幅広い髪質や髪悩みに対応するため、ミルボンでは豊富なラインナップのヘアミルクを取り揃えています。しかし種類の多さゆえに、どの商品が自分にあっているか選べない方もいるのではないでしょうか。
本記事では、ミルボンの社員がヘアミルクの役割や選び方、おすすめの商品7選を紹介します。自身の髪質や目的にあったヘアミルクを見つけて、美しい髪を手に入れてください。
ヘアミルクの役割

ヘアミルクはドライヤーで髪を乾かす前の濡れた髪に使う、ミルクタイプの洗い流さないトリートメントです。
ヘアミルクには、主に以下の役割があります。
1. 髪にうるおいを与え、乾燥を防ぐ
2. ダメージを受けた髪を内側から補修する
3. 髪をやわらかく、しなやかにする
4. 熱や摩擦から髪を保護する
ヘアミルクはヘアドライ中の髪の絡まりを軽減し、ドライヤーによる乾かしすぎによって乾燥の原因となる「オーバードライ」を防いでくれます。水分と油分をバランスよく含むため、オイルが苦手な方や軽い仕上がりを求める方におすすめです。
ミルボンのヘアミルクの選び方

ミルボンのヘアミルク商品は、ヘアケアの目的や効果にあわせて選びましょう。
ミルボンの商品別の特徴は以下の通りです。
目的・効果 | おすすめヘアケア商品 |
---|---|
乾燥・パサつき対策 | エルジューダ エマルジョン・エマルジョン+ |
保湿重視・熱ダメージ対策 | エルジューダ グレイスオン エマルジョン |
日光ダメージ対策 | エルジューダ サンプロテクト エマルジョン |
くせ毛・うねり対策 | エルジューダ フリッズフィクサー エマルジョン+ |
忙しい毎日の簡単ヘアケア | ジェミールフラン メルティバター |
自然な束感にスタイリング | ジェミールフラン オイルミルク |
アイロン前の下地オイル | ミインカール スムースシアー プライマー |
自分の髪質や気になる悩みを把握し、対応できる商品を選びましょう。日常のルーティンや季節にあわせて使い分けることもおすすめです。
自分の髪質がわからなかったり、悩みが複数あって優先順位をつけられなかったりする場合は、お近くのミルボン商品取り扱いサロンで相談してみてください。髪質にあった商品や正しい使い方の提案を受けられるので、効果を実感しやすくなるでしょう。
ヘアケアにおすすめのヘアミルク5選
ミルボンがヘアケアにおすすめするヘアミルクは以下の5つです。
1. シリーズ人気No.1|エルジューダ エマルジョン、エマルジョン+
2. 高い保湿効果と熱ダメージ対応|エルジューダ グレイスオン エマルジョン
3. 光ダメージから髪を守る|エルジューダ サンプロテクト エマルジョン
4. くせ毛・うねりのお悩みに|エルジューダ フリッズフィクサー エマルジョン+
5. 忙しい毎日でも簡単ケア|ジェミールフラン メルティバター
それぞれの商品がもつコンセプトや特性を理解し、自分にあった商品を見つけてください。
エルジューダシリーズ

エルジューダシリーズは、洗い流さないトリートメントに特化したブランドです。「ヘアデザインのベース創り」をコンセプトに、髪質や悩みにあわせて豊富なラインナップを取り揃えています。
そのなかでも高い人気を誇る、エルジューダのおすすめヘアミルク4商品をご紹介します。
1. シリーズ人気No.1 |エルジューダ エマルジョン、エマルジョン+
2. 高い保湿効果と熱ダメージ対応|エルジューダ グレイスオン エマルジョン
3. 日光ダメージから髪を守る|エルジューダ サンプロテクト エマルジョン
4. くせ毛・うねりのお悩みに|エルジューダ フリッズフィクサー エマルジョン+
自身の髪にあった商品を選んで、プロの仕上がりを自宅で体感してみてください。
以下の記事では、エルジューダシリーズ10アイテムの選び方を詳しく解説しています。エルジューダのアウトバス製品が気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:社員に聞いた!エルジューダ10アイテムの選び方と愛される理由。アウトバス開発の裏側について
1. シリーズ人気No.1|エルジューダ エマルジョン・エマルジョン+

エルジューダ エマルジョン・エマルジョン+は保湿力とスタイリングのしやすさから、シリーズNo.1の人気を誇るヘアミルクです。
厳しい乾燥環境に適応した植物由来の保湿成分「バオバブエキス*1」が、髪の内部まで浸透して保湿力を高めます。さらに、「CMADK*2」という毛髪補修成分が髪の内部に深く浸透し、ダメージ部分を補修して水分を蓄えやすい健康的な髪に整えます。
細い髪の方には「エルジューダ エマルジョン」がおすすめです。普通~太い髪の方には、髪をやわらかくするために保湿成分「アクアコラーゲン*3」を配合した、「エルジューダ エマルジョン+」が向いています。
*1 加水分解バオバブエキス *2 カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛) *3 加水分解コラーゲン
以下の記事では、エルジューダ エマルジョン・エマルジョン+について特長や使用方法を詳しく解説しています。自分にどちらの商品があっているかわからない方は、一度チェックしてみてください。
関連記事:商品紹介|エルジューダ エマルジョン【ミルボン公式】
2. 高い保湿効果と熱ダメージ対応|エルジューダ グレイスオン エマルジョン

エルジューダ グレイスオン エマルジョンは、つけて乾かすだけで簡単にサロン帰りのような髪に仕上がる、忙しい日々を送る女性のためのヘアミルクです。
「スムージングオイル*1」「熟成アルガンオイル*2」「エラスティックオイル*3」の3種類のオイルが髪を乾かす過程で段階的に作用する「グレイスブレンド処方」で、自然と内側に入るやわらかな曲線の髪に導きます。さらに、バオバブエキスが髪にうるおいを与え、毛髪保護成分であるビサボロールがドライヤーの熱から髪を守ります。
「エルジューダ エマルジョン」よりもまとまりや保湿感を重視したい人には、「エルジューダ グレイスオン エマルジョン」が向いているでしょう。幅広い髪質に対応しているため、自分の髪の悩みがわからない人も「グレイスオン エマルジョン」からはじめてみることをおすすめします。
*1 安息香酸アルキル(C12-15)[毛髪保護成分] *2 アルガニアスピノザ核油[保湿成分] *3 ジメチコン、シクロメチコン[毛髪保護成分]
以下の記事では、エルジューダ グレイスオン エマルジョンで簡単にスタイリングが仕上がる理由や、使い方について解説しています。忙しい日々のなかでもサロン帰りのようなシルエットを保ちたいと考えている方は、ご参考ください。
関連記事:商品紹介|エルジューダ グレイスオン【ミルボン公式】
3. 日光ダメージから髪を守る|エルジューダ サンプロテクト エマルジョン

エルジューダ サンプロテクト エマルジョンは、日光による髪のダメージをケアするヘアミルクです。
SPF30/PA+++の高い紫外線カット効果をもち、髪を有害な紫外線から守ります。さらに、毛髪保護成分「スムーステクスチュアオイル*1」によって、なめらかな質感と心地よい手触りを実現します。
特別なケアを追加することなく、毎日のヘアケアアイテムを変えるだけで紫外線をはじめとした日光による髪のダメージを予防可能です。野外で過ごす機会が増える春夏シーズンには、とくにおすすめのヘアケアアイテムです。
*1 サンプロテクトセラム: 安息香酸アルキル(C12-15)
サンプロテクトエマルジョン:安息香酸アルキル ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(C12-15)サンプテクトオイル:炭酸ジカプリリル
サンプロテクトバーム:イソノナン酸エチルヘキシル
以下では、エルジューダ サンプロテクト エマルジョンをおすすめする3つの理由や、使用方法について解説しています。日々のヘアケアのなかで日光ダメージを防ぎたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:紫外線が気になる季節に。エルジューダ サンプロテクトで日光によるダメージから髪を守ろう!
4. くせ毛・うねりのお悩みに|エルジューダ フリッズフィクサー エマルジョン・ エマルジョン+

エルジューダ フリッズフィクサー エマルジョン・エマルジョン+は、くせ毛・うねりのお悩みがある方におすすめのヘアミルクです。
エルジューダ フリッズフィクサー エマルジョンの特徴は、「扱いやすさ」「まとまり」「持続性」を同時に実現することです。独自の「Fixer ester(フィクサーエステル)*1 」成分が、くせ毛・うねりを引き起こす凝り固まったタンパク質にアプローチし、ドライヤーの熱を加えることで扱いやすい髪に導きます。ヘアミルクをつけた瞬間から仕上がりまで、ゴワつく髪をやわらかくまとめ、くせ毛・うねりによる絡まりを軽減します。
また、フルーティーフローラルを基調とした透明感のある上品な香りも魅力です。日々のヘアケアを楽しみながら、扱いやすくまとまりのある髪が手に入ります。よりゴワつきが強い方、髪をしっとりまとめたい方にはエルジューダ エマルジョン+がおすすめです。
*1 シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール[エモリエント成分]
5. 忙しい毎日でも簡単ケア|ジェミールフラン メルティバター

ジェミールフラン メルティバターは、忙しい毎日を送る女性のための、洗い流さないトリートメントです。
特長は、夜につけた髪のまとまりを朝まで持続させるキープ力です。まとまり保持成分であるモイストモリンガバター*1がドライヤーの熱で溶け、冷えると固まるという性質を活かしています。これにより、夜にスタイリングした髪型を朝まで「記憶」できます。
さらに、オリーブスクワラン*2の配合により、サラサラとした軽やかな仕上がりが可能です。ベタつきを抑えつつ、毛先までしっとりとまとまった髪に導きます。簡単にキレイな髪が作れる時短ケアアイテムとして、忙しい朝の強い味方となるでしょう。
*1 (モリンガ油/水添モリンガ油)エステルズ(まとまり保湿成分) *2 スクワラン(なめらか成分)
以下では、ジェミールフラン メルティバターの人気の理由と使い方のコツについて解説しています。朝のヘアケアにできるだけ時間をかけたくない方は、参考にしてみてください。
関連記事:愛され続ける香りと質感!メルティバターの魅力と使い方|ミルボン ベストコスメMAGAGINE Vol.1
スタイリング剤として使えるヘアミルク2選
スタイリング剤としての使用におすすめするヘアミルクは以下の2つです。
6. 自然な束間のある髪へ |ジェミールフラン オイルミルク
7. アイロン前の熱ダメージを抑制|ミインカール スムースシアー プライマー
自然な束感や熱ダメージ抑制など、スタイリングに対するニーズにあった商品を選ぶようにしましょう。
6. 自然な束感のある髪へ|ジェミールフラン オイルミルク

ジェミールフラン オイルミルクは、紫外線ダメージから守りながら、髪にやわらかな動きを与える多機能ヘアミルクです。
オイルをたっぷり含んだミルク状のテクスチャーが特徴で、「アプリコットオイル*1」と「オリーブオイル*2」「アミノ酸誘導体*3 」の3種のオイルが髪にうるおいを与えます。オイルのうるおい効果はそのままに、軽めの仕上がりになるのが特長です。
香りは透明感のあるクリアガーデンの香りで、爽やかなシトラスやグリーンから、ムスクやホワイトシダーウッドまで香りの移り変わりを楽しめます。髪だけでなく、ハンドミルクとしても使用可能な万能アイテムです。
*1 アンズ核油(うるおい成分) *2 オリーブ油(うるおい成分) *3 ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ミルク基剤)
7. アイロン前の熱ダメージを抑制|ミインカール スムースシアー プライマー

ミインカール スムースシアー プライマーは、熱ダメージから髪を守りながら、美しいスタイリングをキープするクリームオイルです。
毛髪保護成分である「グレープシードオイル*1」が、アイロンやドライヤーによる熱から髪を守ります。使い方も簡単で、タオルドライ後に髪の中間から毛先にかけて適量をなじませるだけです。
さらに、サラサラ成分である「スムースセラムパウダー*2」が髪の表面をコーティングし、髪一本一本をばらけさせてサラサラな質感を演出します。
アイロンスタイリングが好きな方はもちろん、髪のダメージが気になる方にも最適な、スタイリングとケアを両立したアイテムです。
*1 ブドウ種子油 *2 (ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー
ミルボンのヘアミルクについてよくある質問

ミルボンのヘアミルクについて、よくいただく質問を以下にまとめました。
ヘアミルクとヘアオイルの違いは?
ヘアミルクは他のアウトバス商品と併用できる?
ミルボンのヘアミルクはどのくらいもちますか?
ヘアミルクに関する疑問を解消し、正しい使い方で美しい髪を手に入れましょう。
———ヘアミルクとヘアオイルの違いは?
ヘアミルクは水分を主成分とし、髪の内部に浸透して保湿効果を発揮します。髪にやわらかさを与えてくれるため、しっとりした質感を求める人におすすめです。
一方、オイルタイプは油分を主原料とし、髪の表面をコーティングして外部からの刺激を防ぎます。ツヤのある仕上がりになるため、指通りのなめらかさを求める方におすすめです。
ヘアミルクは主に保湿、ヘアオイルはツヤ出しを目的としています。髪質や好みの仕上がりに応じて、使用するアウトバストリートメントを選択しましょう。
以下の記事では、ヘアオイルとヘアミルクの違いや、おすすめのアウトバス商品について解説しています。ヘアオイルとヘアミルクのどちらが自分にあっているか悩んでいる方は、一度チェックしてみてください。
関連記事:ヘアオイルとヘアミルクの違いは?正しい使い方をミルボン社員が解説
———ヘアミルクは他のアウトバス製品と併用できる?
ヘアミルクは他のアウトバス商品と併用できます。ただし、商品本来の効果を引き出すためには、使用する順番に注意が必要です。
ヘアミルクは水分が主成分であるため、オイルベースの商品よりも先に使う必要があります。ヘアオイルのあとにヘアミルクを使用すると、ヘアオイルが髪をコーティングしてしまうため、後から使用するヘアミルクの水分や栄養成分が髪の内部に浸透しにくくなります。
他のアウトバス商品とヘアミルクを併用する際は、それぞれの商品の特徴を理解して使い分けましょう。季節や髪の状態にあわせて使用する商品を変えるなど、状況に応じた柔軟な使い分けも効果的なヘアケアにつながります。
———ミルボンのヘアミルクはどのくらいもちますか?
ヘアミルクの持続期間は、商品の種類・髪の長さ・使用頻度によって異なります。
たとえば、エルジューダシリーズ120mlを、ミディアムヘアの方が1日2プッシュを毎日使用した場合、約4ヶ月間使用できます。
髪の長さによる1回使用量の目安は以下の通りです。
ショート:1プッシュ
ミディアム:2プッシュ
ロング:3プッシュ
自分の髪の長さにあった量を使用することで、長期間にわたって美しい髪を維持できます。
自分にあったミルボンのヘアミルクで美しい髪を手に入れよう

ミルボンのヘアミルクは、プロ仕様の高品質な商品です。自分にあったアイテムを日々のケアで正しく使用することで、サロン帰りのような美しい髪を実現できるでしょう。
ミルボンではエルジューダシリーズを中心に、乾燥・パサつき対策やくせ毛・うねり対策、熱ダメージ対策など、さまざまな目的にあわせたヘアミルクをご用意しています。
迷った際は、ミルボン商品取り扱いサロンで相談することをおすすめします。プロの美容師によるカウンセリングを受け、自分にぴったりのヘアミルクで理想の髪を手に入れてください。
取材・執筆 :近藤 理美