INTERVIEW

インスタからの口コミが止まらない!カラーで女性心を掴む美容師

INTERVIEW | 2017.09.12

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“はんぺんさん”というあだ名の通り、物腰柔らかなALIVEの中村雄樹さん。しかし若手ナンバーワンのカラーリストという評判の通り、話す言葉の節々に強い意志が滲む。そんな彼の技術に惚れ込んだお客さまの半沢さん。「表参道のサロンなんて、私なんかが……」と意外と引っ込み思案な彼女が、足繁く中村さんの元へ通うのには「理由」があった。癒し系だけど、芯がある二人の理想的な関係性を紐解く。

——半沢さんが中村さんを知ったきっかけはなんですか?

半沢 Instagramですね。やりたいスタイルがベストマッチだったので、ソッコー決めて来ました。でも、表参道とか原宿のお店に来たことがなかったので指名するのは「私なんかが……」って気が引けちゃって(笑)。

中村 フリーで入っていただいたんですけど、たまたま僕が担当することになって。最初は、ハイライトを入れたんですよね。

半沢 出て来たとき「うわ、はんぺんさんだ!」ってめちゃくちゃビックリしたけど、すごく嬉しかったです。フォロワーも何人もいるから最初は「有名人だ〜」って(笑)。でも、すごく気さくに話してくださるから……緊張は全然しなかったですね。

——お二人は、年齢もすごく近いですよね?

半沢 私は20歳です。大学生です。

中村 え、そうなんですね。僕も今、22歳なので2つしか変わらないですね。

半沢 こんなに若くてカラーリストってすごくないですか? しかも技術もすごいし。

——半沢さん、美容業界に詳しいですね(笑)

半沢 元から美容系には興味があるんですけど……実は彼氏が美容師で(笑)。彼氏が最初にはんぺんさんのことInstagramでフォローしていて。「ハイライト入れたいんだけどなぁ〜」って相談したら「はんぺんさん、ヤバイよ! 見てみ!」って教えてくれて(笑)。

≫はんぺんさんのInstagram

——彼氏さんは、嫉妬とかしないですか?

半沢 しないんですよ! 「さすが、はんぺんさん!」って「俺もハイライト上手く入れられるようになりたいなぁ〜」とか言ってます(笑)。

中村 嬉しいなぁ。でも、もし僕が彼女がいて、その彼女が他の美容師さんに行ってたらメッチャ嫌ですけどね。だから、半沢さんの彼氏さんはとっても優しいんだと思います。

——男としての度量が広い気がする。本人がいないところで、こういう話をするのもなんですが(笑)。それにしても、今日の髪型も素敵ですよね。

中村 最初はハイライトで明るくしたんですけど、半沢さんから「実習があるから」って聞いて、黒染めとまではいかないダークグレーに近い色に染めなおして。実習が終わったので「じゃあ、夏に向けて明るくしましょう!」ってことで、前回はハイライトでしたね。

半沢 ハイライト入れてから1ヶ月以上経ってるんですけど、時間が経って色落ちすることも計算に入れていい感じにしてくれるんですよ。

中村 半沢さんはオシャレなんですよね。20歳だけど、大人っぽく見える。でも、話すとゆるいところもあるから(笑)。こういう髪色のウェーブっぽいヘアスタイルがマッチしてるんですよね。

——今の髪型、気に入ってます?

半沢 気に入ってます! ふわっとしたいわゆる「外国人風」みたいな雰囲気が自然と出てるから。カラーした後、スタイリング剤とかアイロンでセットしてくれるんですけど「すごいうまいな」って感心しちゃって。一家に一台、はんぺんさんが欲しいぐらい(笑)。

——家電じゃないんですから(笑)。話は変わりますが、さっき「こんなに若くてカラーリストで」と、半沢さんが仰ってましたが、早くからスタイリストとしてではなくカラーリストとしての技術を高めようと決めたのはなぜですか?

中村 今の時代は、カット・パーマ・カラーを平均的に学んだ美容師さんが売れづらいんですよね。明確なセールスポイントがないとダメで。だから、ずっとカラーだけ練習してました。パーマとかもやってないです。ブリーチカラーなんで、パーマはいらないので。その代わり、アイロンワークを自分でめちゃくちゃ練習して。中でも、ハイライトは特化して練習しましたね。

——頭を白く染めてらっしゃるのも、やっぱりカラーリストであるという誇りみたいなものが現れている?

中村 ある意味そうですね。ブランドづくりというか。スタイリストさんって、髪色を暗くするんですよね。でも、Instagram見てるとやっぱり明るい方が映えるんで。たまに「黒髪にしたいなぁ〜」って思いますけど。仕事なんで我慢してます(笑)。

——半沢さんとの間で大事にしている時間ってなんですか?

中村 施術中はつねに気を遣って大事にしているんですけど、やっぱり仕上げの時間ですかね。フィニッシュは僕しかできないので、鏡ごしで見て一番かわいい状態で帰って欲しいんです。施術中に忙しすぎてあまりお話しできなかったときは、コミュニケーションで補って、今後のカラーの提案だったり色々アドバイスさせていただくんです。

半沢 家でのケアの仕方とかも全部教えていただいて。最後に言われるから、全部覚えて帰れる。巻き方のコツとか、スタイリング剤もべったりつけるんじゃなくて、いい感じにふわっと出る付け方を教えてもらったり。はんぺんさんは絶対毎回同じことは言わないんですよ。

中村 あんまり意識したことはないんですけど、毎回新鮮さが欲しいなとは思ってるので、自然にやってるんだと思います。こういう風に言っていただけるほど、そのことを覚えていただいているのは嬉しいです。

——半沢さんは、中村さんにリクエストとかしたりするんですか?

半沢 しないです。信頼してるから、髪色とかもお任せで。はんぺんさんがいうなら、絶対可愛くしてくれるだろうなって思ってます。

中村 「お任せで」って言われるのはすごく嬉しいですね。でも、お任せの中にもイメージがあるのでちゃんと拾わなきゃって責任感も覚えますね。

——これから、どういう髪の雰囲気にしていこうとか話したりします?

中村 伸ばして、明るくしていきましょうって話してますね。

半沢 はんぺんさんのInstagramから「これいいなぁ」って思うものを保存してて。「こういう感じの雰囲気で明るさとか出しつつ、似合う髪色でお願いします」って伝えて、お任せでやってもらいます。モデルさんとは同じにはどうやってもならないんですけど、逆に自分だけに合う感じにしてくれるんですよ。

中村 Instagramに上げる髪色は結構考えてますね。おしゃれ意識の高い方がやっぱりInstagram好きなんで。今はグレージュって言われる、グレーベージュが人気で。夏だと、ちょっと明るめにして。冬はちょっと暗めに。他の髪色のバリエーションとして、ラベンダーだったりピンクだったりホワイト系を入れるようにしてますね。

半沢 はんぺんさんに染めてもらった後に、たまに自分のInstagramに載せたりするんですけど「すごいイイね」って言ってもらえるんです。テンション上がるんですよね(笑)。「いいなぁ〜」とか「私も行ってみよう」って友達から言われる。

中村 今後提案しようと思ってたのは、顔まわりが伸びていったら切りっぱなしみたいなのはどうかなって。ロングっぽい感じに。でも、その時したいこともあると思うので柔軟にやりたいなって思ってます。

半沢 はんぺんさんは、さりげなく助言してくれるんですよね。「やったほうがいいですよ」じゃなくて「やれば、多分もっと良くなりますよ」みたいな。そういわれるとやって見たくなりますよね(笑)。

——信頼関係がすごいですね。中村さんは、まだお若いですが今後の目標や野望などありますか?

中村 今の分野をもっと極めたいなって思ってます。もっと沢山の方々に認知して頂けるように努力したいなって思ってます。技術的には最近、スタイリストになったので。カットとカラーをリンクさせた形でできるようになりたいな、と。今後の大きな目標としては、ALIVEをもっと有名にしたいなって思ってます。誰もが知ってるサロンという、そのレベルに近づけたいです。

——半沢さんも、ALIVEに通い続けたいと思ってますか?

半沢 思ってます。「次はこうしたいから、今回はこうだな」とか常に未来のことを一緒に考えてるので、お願いしたいなって思ってます。

中村 半沢さんは話していても、友達みたいで癒されるんですよね。来ていただくと、嬉しくなるのでいつも元気頂いてます。特別なお客さんですね。

半沢 嬉しいです!

中村雄樹 ALIVE colorist

2015年ALIVE新卒入社。1年でカラーリストデビューを果たしデビュー8ヶ月、美容師歴1年8ヶ月で技術売上100万達成。その後美容師歴2年で200万達成。今年7月にスタイリストデビュー。Instagramでの圧倒的集客力を武器とし、新規売上は最高で驚異の138万。仕事への姿勢とは真逆な『はんぺん』というニックネームや見た目から溢れる柔らかい雰囲気が特徴。

小田部仁 ライター/編集者

1989年11月20日生まれ。東京都豊島区出身。上智大学文学部英文学科卒。2013年、太田出版に入社。ユースカルチャー誌『Quick Japan』編集部に配属。2015年、退社。現在はフリーランスで文筆・編集業に携わる。

CREDITS
写真:ミネシンゴ
取材・執筆:小田部仁
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