
PRODUCT
切れ毛が急に増えたのはなぜ?3つの原因とヘアケアのポイントを解説

最近切れ毛が急に増えたと感じ、髪の広がりや乾燥に悩んでいませんか。
ブラシを通した際に切れた毛が目立ったり、スタイリングが決まらなかったりする場合、髪のダメージが深刻化しているサインかもしれません。
そこで本記事では、切れ毛が増える原因とケアする4つのポイントについて、ミルボン社員が解説します。
切れ毛にお悩みの方におすすめのミルボンヘアケア3選も紹介しているので、切れ毛が気になる方は参考にしてみてください。
目次/index
・切れ毛のメカニズム
・切れ毛が急に増える3つの原因
・切れ毛を予防するための4つのヘアケアポイント
・切れ毛対策におすすめのミルボンヘアケア3選
・【ご紹介】ミルボン公式オンラインストア「milbon:iD」で期間限定「オージュアトライアルプロモーション」実施中
・ヘアケア習慣を見直して健康的な美しい髪を目指そう
切れ毛のメカニズム

切れ毛は、もろくなった髪に対して日常的なブラッシングや摩擦などの物理的ストレスが加わることなどによって髪が切れた状態のことです。
髪の毛は内側から「メデュラ」、髪の強さとしなやかさに関わる「コルテックス」、表面で髪を守る「キューティクル」の3層構造です。
髪の表面のキューティクルがダメージを受けると、めくれあがったり剥がれたりして、髪の保護機能が低下します。コルテックス内のタンパク質が流出しやすくなり、もろくなってしまうのです。
切れ毛が急に増える3つの原因

切れ毛が急に増える原因は、以下の3つが考えられます。
1. シャンプーやタオルドライによる摩擦
2. ヘアアイロンによる熱ダメージ
3. カラーやパーマによるケミカルダメージ
自分の習慣にあてはまる項目がないか、一度確認してみてください。
1. シャンプーやタオルドライによる摩擦
シャンプーやタオルドライ時の過度な摩擦は、切れ毛の主な原因のひとつです。
濡れた髪はダメージを受けやすく、シャンプーやタオルドライによる摩擦がキューティクルによる髪の保護機能を低下させる原因になります。
また、髪が濡れたまま寝ることも避けるべきです。枕との摩擦により髪が絡まりやすくなり、起床時に無理に引っ張ることで切れ毛の原因となるおそれがあります。
以下の記事では、きれいな髪を保つためのシャンプーの方法について、ミルボン研究者がわかりやすく解説しています。少し意識するだけで髪を洗った後の仕上がりは変わるので、ぜひチェックしてみてください。
関連記事:意外と知らない?キレイな髪になるシャンプーのやり方をプロに聞いてみた【前編】
2. ヘアアイロンによる熱ダメージ
ヘアアイロンの過度な使用は髪に熱ダメージを与え、蓄積すると切れ毛につながる場合があります。高温の熱は髪のタンパク質を変性させ、髪の構造を変化させるためです。
また、ヘアアイロンは、濡れた髪に直接あてると深刻なダメージにつながるので、しっかり乾かしてから使用しましょう。温度は140~180℃に設定し、長時間同じ箇所にあてないよう注意してください。
熱ダメージを軽減するためには、熱保護スプレーや下地オイルの使用が効果的です。髪の表面に保護膜を形成し、熱から髪を守ります。
3. カラーやパーマによるケミカルダメージ
カラーやパーマによる化学処理は髪にダメージを与え、その後のケア方法によっては切れ毛の原因にもなります。カラーやパーマの施術に使用する薬剤は、毛髪のタンパク質の構造に影響を与え、その後のケア方法によっては毛髪強度を低下させる場合があるためです。
とくに、ブリーチ処理は髪のタンパク質への影響が大きく、髪の強度が低下しやすい施術です。繰り返しの化学処理も髪にダメージが蓄積し、切れ毛や枝毛のリスクを高めます。
ケミカルダメージを軽減するためには、美容師の指導のもとで適切な施術間隔を空けることが大切です。施術後は、とくに丁寧なアフターケアが必要となります。
保湿成分や補修成分を含むトリートメントを定期的に使用し、髪の補修と保護を心がけましょう。
ブリーチした髪がまとまらず乾燥し、ケア効果の持続性が気になりだした方には「オージュア アルティール ヘアトリートメント」がおすすめです。
毛髪補修成分「3D-CMADK*¹」と保湿成分「MOIST-CMADK*¹」が、ダメージ部分にアプローチし、芯があるのにやわらかい質感の髪へと導きます。
*¹カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛)
切れ毛を予防するための4つのヘアケアポイント

切れ毛を予防するために押さえておきたいポイントは、以下の4つです。
1. シャンプーの方法を見直す
2. インバストリートメントでケアする
3. アウトバストリートメントでケアする
4. ドライヤーの方法を見直す
今日から取り入れられる項目もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
1. シャンプーの方法を見直す
切れ毛にアプローチするために、シャンプーは以下の方法で使用しましょう。
1. シャンプー前にブラッシングで髪の絡まりをほぐす
2. 38℃程度のぬるま湯で1分半程度予洗いする
3. シャンプーは手のひらで泡立ててから、指の腹を使って優しく頭皮をマッサージするように洗う
4. シャンプーの成分が残らないよう丁寧にすすぐ
髪を洗う際は強くこすらないよう注意し、摩擦によるダメージをできるだけ抑えます。シャンプーは毎日使用するアイテムなので、絡まりや引っかかりなどが気にならず、心地よく洗いやすい商品を選びましょう。
2. インバストリートメントでケアする
切れ毛には、表面を保護し、滑りをよくするケアが効果的です。インバストリートメントは、シャンプー後にお風呂場で使用する、洗い流すタイプのトリートメントです。
保湿や補修をするだけでなく、表面を保護して滑りをよくすることでひっかかりや絡まりを抑制し、枝毛の発生を防ぐ重要な役割も果たします。
トリートメントは、以下のステップで使用しましょう。
1. シャンプー後に髪を軽く絞り水気を取る
2. 毛先から中間部分に重点的に塗布し、もみ込む
3. 洗い残しがないようたっぷりのぬるま湯で丁寧にすすぐ
髪のダメージが気になる場合は、高濃度の補修成分や保護成分が配合されたヘアパックや、サロントリートメントなどのスペシャルケアもおすすめです。
以下の記事では、プロの美容師によるサロントリートメントの技術と、ホームケアによるトリートメント効果の高め方について解説しています。サロントリートメントとホームケアの組み合わせで、切れ毛知らずの美しい髪を目指しましょう。
関連記事:トリートメント効果を高める秘密 美容師の美容技術とは?〈ミルボン実験室⑤〉
3. アウトバストリートメントでケアする
アウトバストリートメントは、洗い流さないタイプのトリートメントです。髪表面に保護膜を形成し、摩擦や乾燥などから保護する役割を果たします。
アウトバストリートメントの正しい使用方法は、以下の4ステップです。
1. 髪の余分な水分をタオルで吸収する
2. 手のひらに適量を広げる
3. 毛先から中間、表面の順につける
4. 髪に指を通しながらドライヤーで乾かす
アウトバストリートメントは、ドライヤー乾燥時の摩擦を抑制し、絡まりやひっかかりを防ぐ効果もあります。髪のキューティクルを整え、切れ毛や枝毛の発生を抑えてスタイリングしやすい髪を目指せるでしょう。
以下の記事では、ミルボンのアウトバストリートメント、エルジューダシリーズについて商品の選び方や特長について解説しています。日々のヘアケアにアウトバストリートメントを取り入れようとお考えの方は、一度チェックしてみてください。
関連記事:社員に聞いた!エルジューダ10アイテムの選び方と愛される理由。アウトバス開発の裏側について
4. ドライヤーの方法を見直す
ドライヤーは、使い方によっては髪にダメージを与えます。
ドライヤーの正しい使い方は、以下の通りです。
1.タオルで挟むようにして髪の水分を優しく吸い取る
2.強い温風で髪の根元を乾かす
3.弱い温風で中間から毛先までキューティクルの流れにそって乾かす
4.冷風を髪全体にあてて整える
ドライヤーは、髪から15cm程度離して使用しましょう。一か所に熱が集中すると、ダメージの原因となります。

ドライヤーによる熱ダメージが気になる方には、ミルボンのドライヤー「エルミスタ」がおすすめです。
ドライしながら美容液成分を髪1本1本に届け、ダメージケアをしながら指通りよく乾かせるすことができるため、絡まりやひっかかりが抑制されて切れ毛が発生しにくくなります。
以下の記事では、エルミスタの魅力や開発の裏側について、開発担当者がわかりやすく解説しています。ドライとヘアケアを同時にかなえたい方は、参考にしてみてください。
関連記事:ヘアドライ時間をヘアケア時間へ!美容液ミストが出るドライヤー エルミスタ開発の裏側
切れ毛対策におすすめのミルボンヘアケア3選

ミルボン社員が切れ毛対策におすすめするヘアケアは以下の3つです。
1. ハイダメージ毛を補修してやわらかな髪へ|オージュア リペアリティ
2. 絡まりにくくツヤのある髪へ|ミルボン イルミネイティング グロー
3. うるおい感にみちた髪へ|ミルボン インダルジング ハイドレーション
各商品の特長を把握し、自分にあったヘアケアを見つけてみてください。
1. ハイダメージ毛を補修してやわらかな髪へ|オージュア リペアリティ

オージュア リペアリティは、毛髪内のダメージを内部から補修し、やわらかくしなやかな髪に導くヘアケアラインです。
毛髪と高い親和性をもつ補修成分の「MX-CMADK*¹」が髪内部に浸透し、タンパク質由来の成分がダメージ部分を補修します。また、保湿成分の「ニーム葉エキス*²」が髪に水分を与え、しっとりとした質感を実現します。
オージュア リペアリティは、ブリーチやカラーによるダメージが気になる方におすすめです。髪を内側から満たし、健康的でツヤのある髪に導きます。
*¹カルボキシメチルアラニルジスルフィドケラチン(羊毛) *² メリアアザジラクタ葉エキス
2. 絡まりにくくツヤのある髪へ|ミルボン イルミネイティング グロー

ミルボン イルミネイティング グローは、髪内部を補修しながら、なめらかでツヤのある髪に導くヘアケアラインです。
毛髪補修成分である「SSVRシルク*¹」「SSVRコラーゲン*²」を含むSSVRコンプレックスが、髪内部の微細な空洞を埋め、毛髪の密度を高めます。また、毛髪保護成分の「シルキーオイル*³」がキューティクルを補修し、均一でなめらかなツヤのある髪へ導きます。
ミルボン イルミネイティング グローは、ダメージによるツヤ不足や広がりが気になる方、絡まりやすい髪質の方におすすめです。切れ毛の原因となる髪の絡まりを防ぎ、扱いやすい髪を実現します。
*¹イソステアロイル加水分解シルク *²イソステアロイル加水分解コラーゲン *³ミリスチン酸オクチルドデシル
3. うるおい感にみちた髪へ|ミルボン インダルジング ハイドレーション

ミルボン インダルジング ハイドレーションは、髪内部を補修しながら、うるおいのある髪に導くヘアケアラインです。
ヒアルロン酸を超える保水力をもつ保湿成分「ウォーターウィードエキス*¹」が、髪にうるおいをもたらします。また、先ほど説明した毛髪補修成分「SSVRシルク*²」「SSVRコラーゲン*³」を含むSSVRコンプレックスが、髪内部の微細な空洞に働きかけ、内側から補修します。
ミルボン インダルジング ハイドレーションは、乾燥によるパサつきに悩む方、とくに毛先のダメージが気になる方におすすめです。毛髪のうるおい感を高め、しっとりとまとまりのある髪に導きます。
*¹スイゼンジノリ多糖体 *²イソステアロイル加水分解シルク *³イソステアロイル加水分解コラーゲン
オージュア・milbon商品はオンラインストア「milbon:iD」で購入できる

ミルボンの商品は、オンラインストア「milbon:iD」で購入できます。
milbon:iDは、専門家によるカウンセリングとオンラインストアによる手軽さを両立した、自分だけのヘアケアがより身近になるプラットフォームです。
milbon:iDで購入できるヘアケアブランドは、オージュア・milbon・ヴィラロドラ・プジョリの4種類です。その他ブランドは、取り扱い美容室で購入できます。
milbon:iDでは、オージュアの人気ラインを体験できるトライアルプロモーションを実施中です。

オージュアのシャンプーとトリートメント5日分を、送料無料の1,500円(税込)で試せます。
対象ラインは「オージュア クエンチ」「オージュア リペアリティ」「オージュア インメトリィ」「オージュア イミュライズ」「オージュア プレセディア」の5つです。
ホームケアの見直しを検討している方は、オージュアのヘアケアをこの機会にぜひ試してみてください。
※milbon:iD未体験の方限定。購入にはトライアル会員への登録が必要です。

ヘアケア習慣を見直して健康的な美しい髪を目指そう

切れ毛が急に増えた場合は、その原因を理解して適切なヘアケア習慣を身につけることが大切です。切れ毛の主な原因には、摩擦や熱によるダメージがあります。
切れ毛を予防するためには、日々のヘアケアを見直すことが重要です。シャンプーやドライヤーの方法など、すぐにはじめられる項目から取り組んでみてください。
また、自分の髪質にあったシャンプーやトリートメントを選ぶことも大切です。ミルボンの商品ラインナップはさまざまな髪の悩みに対応しているため、自分にあったアイテムを選べます。
適切かつ継続的なヘアケアを心がけ、切れ毛を予防して美しい髪を手に入れましょう。
取材・執筆 :近藤 理美