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ライブ配信45万視聴の大反響!ミルボン新商品「DOOR」企画担当者が語る、初挑戦の裏側

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生まれた頃からネットに触れてきたソーシャルネイティブ世代。特定のファッションやスタイルに囚われることなく、常に自分らしさを求めて自己表現を楽しんでいるように見える昨今。そんな時代にミルボンが仕掛ける新しい取り組みが「BEAUTY Channel」だった。

なりたい自分をもっと自由に表現できるようにーー。

そんな思いのもと、2020年9月10日に誕生した新ブランド「DOOR(ドア)」。

今回は、DOORの発売を記念して行ったライブ配信イベント『BEAUTY Channel #SNS時代のカワイイを語る』の裏側を公開。開催にいたるまでの苦労、イベントの反響、終えてみての振り返りを紹介する。

名だたる美容師やモデル、19名による対談イベント

『BEAUTY Channel』は、美容師とモデル(やインフルエンサー)が対談する様子をライブ配信でお届けするという企画。

9月7日(月)~11日(金)の5日間、毎晩20〜21時、ミルボンのInstagram・Twitter・YouTube の公式アカウントで配信しました。

対談のテーマは「SNS時代のカワイイを語る。」

対談の合間には、DOORを使ったスタイリングの様子をVTRでお届けし、視聴者からの質問にはその場で答えていく。そんなライブ感たっぷりの内容でした。

今回参加していただいたゲストは以下の20名(対談日順)

▼美容師のみなさん
L.O.G by U-REALM(ログ バイ ユーレルム)/齋藤 純也さん @saito_jyunya
dakota Evans(ダコタ エヴァンス)/豊田 章一郎さん @toyopett
SYAN(シアン)/野々口 祐子さん @yuko_nono
SYAN(シアン)/米澤 香央里さん @kaori_yonezawa
VIOLET(ヴァイオレット)/MANAEさん @manae_violet
iki(イキ)/TENDOさん @tendo_iki
blink(ブリンク)/兼井 遼さん @ryo_hair
Cocoon(コクーン)/SAKURAさん @sakurakambe
ADITION(アディッション)/大石 啓慈さん @adition_kj
L.O.G by U-REALM(ログ バイ ユーレルム)/齋藤 純也さん(再)

▼キャストのみなさん
谷川 菜奈さん @pechi.130
しおた あやのさん @shiotaayano
miyakoさん @miiiyaaakooo
和田 えりかさん @_wadaerika
renさん @_reeen_
KAORI SEKIMOTOさん @kaori_sekimoto_
齊藤 英里さん @erisaito.official
マイさん @im_5868
よしめぐさん @_yoshida_megumi
ひなさん @hh_i_ii

それぞれの対談の様子は、ミルボンの公式noteとYouTubeでご覧いただけます(記事末のリンクからどうぞ)。

総視聴者数は45万人、SNSでも予想以上の反響

ミルボンとして初めての試みとなるオンラインイベント。おまけに世間はコロナ渦中。リアルイベントの開催はもちろん、対面での打ち合わせができないなど、いつも通り行かないことが多いなか、初めての配信型イベントに向けて入念な準備を重ねます。

通信環境の準備、10組にも及ぶキャストとの念入りな打ち合わせ、SNSの告知などを経て……ついに初日を迎えます。

結果、初日の総視聴数は26,525人

視聴者プレゼントとして用意していた1日1000本の「DOOR・シャイニーオイル」は、即受付終了とまではいかないものの、翌日の昼には無事配布を終了しました。

しかしこの結果に満足せず、視聴者数の更なる増加と、配信当日にプレゼント申込数達成を目指し、すぐに改善にあたるミルボン&制作チーム。

配信中の画面にハッシュタグを表示する、一部と二部の間に繋ぎを入れる。プレゼント申込方法を変更し、配信中は配信に集中できるようにするなど、5日間で度重なる改善を重ねていきました。

結果、2日目で初日の3倍近い82,241人を記録。最終日はなんと211,819人が視聴!

5日間で合計、458,901人の方々が視聴してくださいました。

SNSでも嬉しい反応が……。

対談の内容に共感する声、モデルやインフルエンサーさんに対する“かわいい!”の声。さらには、「ミルボン昔から使ってるけれど、やっぱり良いな」なんて嬉しい声も多数……。

こうしたみなさんの反応には社員一同、SNS時代の有り難みを感じるばかり。改めて、視聴してくださったみなさん、ありがとうございました。

誰か一人でも欠けていたらできなかった

ミルボンとしても一大イベントだった今回。開催に至るまでに想像を絶する紆余曲折があったといいます。

写真左:商品開発部 村山さん 右:経営戦略部 池田さん

「本当は表参道でポップアップストアをオープンし、現品のサンプリングをする予定だったんですよ。それが新型コロナウイルスですべて白紙に……。そこから考えに考え抜いて出来上がったのが、今回の『BEAUTY Channel』です」

そう語るのは、今回プロジェクトマネージャーを務めた経営戦略部の池田さん。隣に写るのは、「DOOR」の企画担当者である商品開発部の村山さん。ライブ配信の冒頭と締めの挨拶を務められた方です。

お二人に、『BEAUTY Channel』の開催にあたって苦労した点や、振り返りを伺いました。

—— 配信が始まって、苦労された点はありますか?

「私は少し出演させていただく機会がありました。ライブ配信の意図や内容が視聴者にきちんと伝わるよう、毎回話す内容をブラッシュアップを試みましたが、正直初日から最終日まで緊張がおさまることはありませんでした。毎晩、その日のアーカイブを観ながら反省していましたね(笑)」(村山)

—— 期間中に考えていたこと、期間を終えてみて思うことは?

「このライブ配信によって市場にどういう影響を与えることができるのか、サロンさまや代理店さまにどう感じていただけるのか。常に頭を悩ませていたのを憶えています。終えてみて、ライブ配信の影響力の大きさを感じましたし、社内はもちろん、制作協力会社さんとの強い結束も生まれたので、もっと面白い企画を実行していきたいですね!」(村山)

——開催にあたって苦労した点はありますか?

「当初考えていたポップアップストア企画が白紙に戻り、そこからは家に篭ってひたすら企画に時間を当てました。マーケティング・SNSマーケティングの本をリアルに30冊以上読み、某オンライン授業を10本以上受けて施策を組み合わせていったのですが、何時間この企画に時間をかけたのかわからないです(笑)」(池田)

この言葉は、池田さんご自身のnoteを読めばよく理解できます。構想段階の細やかな記録から、開催中のPDCA(振り返りと改善)、開催後の振り返りの詳細が読めますのでご興味ある方はぜひ。

—— 今回「SNS時代のカワイイ」をテーマにしたのはなぜ?

「ソーシャルネイティブ世代をターゲットにしたアイテムだからこそ、SNS起点で、商品の認知から購買までを完結させる企画を作り上げたかったんです。そこで、ターゲット世代の顧客ヒアリングを重ねて、それぞれが何をカワイイと感じているのかを徹底的に調べました。少し前の時代は、絶対的なひとつの「カワイイ」のシンボルにみんなが憧れていることが多かった。でも今は「カワイイ」の価値観が人それぞれで、多様性に溢れていて、人それぞれのカワイイが存在しているんです。それが今の時代らしくて面白いなと感じ、今回のテーマに決めました」(池田)

—— 企画を振り返って一言、お願いします。

「社内も社外も含めて、企画はチーム次第でほぼ成果の出方が決まると思っています。チームの力にマーケティングが加われば成果が倍増するイメージです。だからこそまたこのチームでより大きな成果をあげたい。今回の企画は、誰一人欠けても実現できなかったと言い切れます」(池田)

厳しい世間の状況の中だからこそ生まれたこの企画。ミルボン&制作チームの結束は強く、次はどんな企画を世に生み出してくれるのか、楽しみです。

DOORの製品については、研究員が語る開発秘話パッケージデザインに込めた思い、それぞれのインタビューがあります。ぜひこちらも併せてご覧になってみてください。


▼配信はこちらからご覧いただけます
動画アーカイブ:YouTube
内容レポート:note

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