Cosmetics Business

化粧品事業

美容室のさらなる可能性を追究していきたい。

ミルボンはこれまで、ヘアを中心とした製品を提供してきたが、美容室における可能性をさらに広げるため、化粧品大手メーカーのコーセーと業務提携をし、新たに化粧品事業に参入します。

Story 01

美容室で化粧品を買う。
新しい文化をつくるために。

日本の美容室を取り巻く環境は、人口動態や技術革新などメガトレンドが渦巻く中、美容室の定着難、若手人材の採用難、経営コストの増加など、厳しい状況が続いています。今後、美容室が生き残りを果たしていくためには、これまで以上に生産性や収益性を高めていかなければなりません。そこでマーケットの拡大は必須になると考えます。

化粧品市場はヘア化粧品市場の10倍という規模で、それだけ、マーケットの可能性が大きいです。化粧品市場における新たなマーケットをミルボンで作り上げていき、美容業界の市場規模を2倍にする。その未来に向け、「美容室で化粧品を買う」という新しい文化の創造に挑戦していきます。

Story 02

両社代表がマーケットの
可能性について語る。

化粧品とヘア化粧品、それぞれに強みを持ったプロフェッショナル同士がシナジーを発揮することで市場変革を起こしていきます。

コーセー 小林社長

「コーセーではよい商品を、よいお店で、きちんと売るということを実践してきました。美容室は、顧客一人ひとりへ、信頼できる情報を提供できるface to faceのビジネスという点で非常に可能性があると考えています。」

ミルボン 佐藤社長

「美容室は24万軒ある。街々村々まで存在する、大きなチャネル。ミルボンの販売戦略は、あくまでも、人が中核です。美容室を化粧品の第8のチャネルにしていくために、ミルボンフィールドコスメティクスエデュケーター(FCE)だけではなく、フィールドマーケティングセールス(FMS)やフィールドサロンエデュケーター(FSE)、そして代理店インプレアアンバサダー(IA)とともに強固な連携体制でサポートしてまいります。」

Story 03

美容室にしかできない可能性。
“印象プロデュース®”。

「美容室では、ヘアを目的に来店されたお客様へ、突然化粧品を紹介することは不自然に思われかねない。そこで、髪も顔も印象をつくる要素は全く同じ〈色〉〈質感〉〈形〉でできていることに着目し、髪のデザイニングの考え方に顔の要素をプラスし、髪と顔をトータルでとらえながら、印象を自由に操り、お客様の“なりたい”を叶えていくカウンセリングメソッドとして開発されたのが 印象プロデュース。」

「お客様は、髪を切りたいというよりも “印象を変えたい”という潜在ニーズがあります。現在、すでに髪の分野において似合わせる力を持っている美容師さんが、髪と顏を合わせたトータルでの印象提案、すなわち『印象プロデュース』をすることができれば、顧客の求める潜在ニーズに応えることができると考えたんです。」

「しかし、髪型を変え、瞬時に印象を変えることができる美容室で、肌だけ28日も待たせるわけにはいきません。そこで、第一弾となるブランドiMPREAは、美容室ならではの価値を生み出すものとして、『瞬時に印象を変える化粧品』を開発のテーマに掲げたのです。」

Story 04

今ここにない未来のために
挑戦しつづける。

「化粧品事業」は、最もチャレンジングかつ未来志向の取り組みです。 美容室で化粧品を購入することが、新しい文化として根付いていく、そんな時代の到来を目指し、ミルボンは変革し、挑戦しつづけます。