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【くせ毛にお悩みの方へ】5つの対策方法とスタイリング例を紹介

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生まれつきくせ毛の人もいれば、年齢や生活習慣の変化によって後天的に髪が扱いにくくなることもあります。くせ毛の種類や原因・髪の状態などを正しく理解し、適切な対策方法を知ることで、扱いやすい髪質を目指せるでしょう。

本記事では、ミルボン社員の専門知識をもとに、くせ毛の原因や5つのアプローチ提案について詳しく解説します。さらに、くせ毛を活かしたヘアスタイリング例や、くせ毛の悩みをケアするためのおすすめアイテムもご紹介します。くせ毛対策の正しいヘアケア方法を知り、スタイリングしやすい美しい髪を手に入れましょう。

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———くせ毛の種類と特徴

くせ毛とは、髪の毛にくせが出ることによりハネやうねりが生じる状態です。

くせ毛は、大きく4つの種類に分類されます。

くせ毛の種類毛の状態
波状毛(はじょうもう)・波のように左右交互にうねる
・湿度の影響を受けやすく、髪が膨らみやすい
捻転毛(ねんてんもう)・毛先に向けてらせん階段のようにねじれる
・ザラザラとした感触があり、パサつきやすい
縮毛(しゅくもう)・強く縮れている
・ゴワついた感触でボリュームが出やすい
連珠毛(れんじゅもう)・数珠のように太い部分と細い部分を繰り返す
・細い部分が枝毛や切れ毛になりやすく、髪を伸ばすのが難しい

4種類のくせ毛はそれぞれ、遺伝や髪内部の構造変化、環境要因などによって形成されます。

以下では、くせ毛になる理由について、ミルボン研究員にインタビューしてわかりやすく解説しています。くせのない扱いやすい髪を手に入れたい方は、ヘアケアの参考にしてみてください。
関連記事:くせ毛と水分の関係って?毛髪の最新研究をわかりやすく解説【ミルボン公式】

———くせ毛になる主な原因は先天的体質

くせ毛の主な原因は先天的な体質によるものです。生まれつきの毛穴の形状が髪の内部構造に影響を与えます。毛穴が曲がっていると、髪の断面が楕円形になりやすく、うねりのある髪が生えてくるのです。

また、くせ毛の特徴のひとつとして、髪の水分分布の偏りがあります。髪の内部には水を吸いにくい疎水性部分と吸いやすい親水性部分があり、くせ毛はこれらの分布が偏っていることで広がりやすい傾向があります。湿度の高い日にくせが強くなる方は、くせ毛がもつ水分分布の偏りが要因かもしれません。

先天的なくせ毛は根本的な対策が難しいですが、適切なヘアケアアイテムの使用や髪質にあったスタイリング方法を学ぶことで、くせ毛による悩みを軽減できます。
関連記事:くせ毛の原因は?髪のうねりにおすすめのヘアケアアイテムも紹介

———くせ毛のように髪が扱いにくくなる3つの原因

先天的なくせ毛でなくても、パサついたり広がったりして扱いにくさが気になる場合もあるかと思います。美しい髪を育むためには、日々の習慣を見直すことも大切です。

髪が扱いにくくなる原因には、主に以下の3つがあります。

1. 髪のダメージの蓄積
2. 頭皮環境
3. 生活習慣


自分の習慣にあてはまる項目がないか、一度見直してみましょう。

1. 髪のダメージの蓄積

髪のダメージの蓄積は、髪のまとまりの悪さに繋がる原因のひとつです。先天的なくせ毛がダメージを受けることで、さらにパサついたり広がったり、まとまらなくなります。

具体的なダメージの要因として、以下の4つが挙げられます。

1. パーマやカラーリングなどの化学処理
2. 紫外線による日焼け
3. 過度なブラッシングやタオルドライによる摩擦
4. ドライヤーやヘアアイロンによる熱ダメージ


髪にダメージが蓄積することで、髪の表面を覆うキューティクルが傷つき、髪の内部の成分が流出しやすくなります。キューティクルが損傷すると、髪の内部から脂質やタンパク質が流出し、不均一な状態になり、くせ毛のようにうねりやすくなるのです。

とくに避けたいのは、髪が濡れた状態でダメージを与えることです。濡れた状態の髪はダメージに非常に弱いため、うねりやくせ毛につながりやすくなります。

以下の記事では、髪のダメージを防ぐ方法や、おすすめの美容成分についてミルボン研究員にインタビューしています。髪のダメージにアプローチしてくせ毛をケアしたいと考えている方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
関連記事:世界最先端の施設でわかった!髪のダメージの秘密について研究員に聞いてみた。

2. 頭皮環境

健康な頭皮環境は、未来の健やかな髪を育む基盤となります。頭皮の過剰な皮脂や汚れをキレイに洗い流し、健やかな頭皮環境を整えましょう。

頭皮に残りやすい汚れは、主に以下の3つです。

1. シャンプーやトリートメントのすすぎ残し
2. スタイリング剤の残り
3. 過剰な皮脂分泌


一方で、洗浄力の強すぎるシャンプーの使用も問題です。頭皮に必要な最低限の皮脂まで洗い流してしまうと、かえって皮脂の過剰分泌を促し、毛穴の詰まりを引き起こすおそれがあります。

3. 生活習慣

生活習慣の乱れは髪へも影響を与えます。とくに以下の習慣が髪質の悪化につながります。

1. 睡眠不足
2. ストレス
3. 偏った食生活
4. 過度なダイエット


生活習慣の乱れは健康に影響を与えるだけでなく、髪の成長にも直接的な影響を及ぼします。不規則な生活やストレスによって頭皮の血行が悪くなると、髪の成長に必要な栄養が十分に供給されなくなり、髪が細く弱くなるためです。

とくに栄養バランスの偏りは、髪の主成分であるタンパク質の不足を招きます。とくにアミノ酸・亜鉛・ビタミンなどの栄養素は、髪にとって大切です。

健康的な髪を維持するために、バランスの取れた食事・十分な睡眠・適度な運動・ストレス管理をこころがけましょう。

以下の記事では、髪とタンパク質の関係や、キレイな髪を維持するためのおすすめ食材を紹介しています。内側と外側からのタンパク質ケアを意識し、きれいな髪を目指しましょう。
関連記事:美髪の秘訣はタンパク質ケアにあり。毛髪の最新研究をわかりやすく解説【ミルボン公式】

———くせ毛にアプローチする5つの方法

くせ毛にアプローチする方法は、以下の5つです。

1. ヘアケア方法の見直し
2. 頭皮マッサージ
3. スタイリング剤の活用
4. ヘアアイロンの活用
5. サロントリートメントの活用


簡単にはじめられそうな項目から取り組み、くせ毛をケアしていきましょう。

1. ヘアケア方法の見直し

くせ毛対策の第一歩は、日々のヘアケア方法を見直すことです。

まず、毎日使うシャンプーの選び方と使い方を見直しましょう。くせ毛をケアするためには、保湿成分を豊富に含むシャンプーがおすすめです。シャンプーで髪を洗う際は、頭皮を中心に指の腹で優しくマッサージし、髪への摩擦を最小限に抑えましょう。

また、アウトバストリートメントの活用もおすすめです。洗い流さないトリートメントを毎日使用することで髪の表面がコーティングされ、湿気から髪が保護されることでうるおいを維持できます。

髪を洗った後は、速やかに乾かすことをこころがけましょう。髪が濡れた状態で放置すると、うねりが強く出てしまうためです。また、ドライヤーを使用する際は熱ダメージに注意しましょう。髪と15cm程度距離を離して、根元から毛先にかけて上から順番に乾かすことがポイントです。

以下の記事では、くせ毛の方向けのシャンプーやトリートメントの使い方のコツについて詳しく解説しています。自分にあったくせ毛へのアプローチ方法を見つけてみてください。
関連記事:【くせ毛の方必見】髪質は改善できる?シャンプーやトリートメントのコツをご紹介

2. 頭皮マッサージ

頭皮マッサージは、頭皮の血行が促進されて髪の成長環境が整いやすくなります。

頭皮をマッサージする際は、指の腹を使って優しく円を描くように頭皮全体を刺激しましょう。

日々のヘアケアで地肌にアプローチするなら、ミルボンの「オージュア グロウシブ」ラインがおすすめです。地肌表面の細菌群「スカルプフローラ」に着目したケアで、健やかな地肌へと導きます。

3. スタイリング剤の活用

スタイリング剤は、素髪のままでは扱いにくいくせ毛を、扱いやすい状態にコントロールしてくれます。くせ毛に悩む方には、以下の理由からオイルタイプのスタイリング剤がおすすめです。

・髪の表面をコーティングし、湿気の出入りを防ぐため、くせ毛の広がりを抑制する
・保湿効果が高く、乾燥を防ぎ髪にツヤを与える
・髪のまとまりを良くし、スタイリングしやすくする


スタイリング剤を手のひらや指の間によく伸ばし、乾いた髪の中間から毛先に指を通しながらなじませるように塗布しましょう。髪にまとまりを与えるため、根元につきすぎるとベタつきの原因になるので、使用量や使用方法に注意しましょう。

朝のスタイリング時に使用することで、髪が扱いやすくなります。

4. ヘアアイロンの活用

ヘアアイロンは、くせ毛を一時的にストレートにする心強いアイテムです。

ヘアアイロンでくせ毛をケアするためには、正しい使用方法と適切な温度設定が重要です。温度は髪質にあわせて調整し、140~180℃程度の高すぎない温度になるよう設定して使用しましょう。高温な状態で使用すると髪のタンパク質が変性し、髪が硬くなったりパサついたりしてしまいます。

ヘアアイロンによる髪ダメージを軽減するためには、オイルタイプのスタイリング剤の使用がおすすめです。たとえば、ミルボンのアイロン前に仕込む下地オイル「ミインカール」を使用すれば、髪への熱ダメージをケアしながらやわらかく自然なスタイルに仕上がります。

以下では、ミインカールについて、3つの特長や使用感について画像を用いてわかりやすく解説しています。時間がたっても自然なスタイルを維持したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:アイロン前の下地オイル「ミインカール」開発秘話。“ちゅるサラ”で持ちのいいカールは仕込みから!

5. サロントリートメントの活用

サロントリートメントは、プロの技術と高品質な商品を用いて施術するため、ホームケアでは得られない効果が期待できます。

たとえば、「オージュア インメトリィ」のトリートメントは7ステップあり、それぞれ役割が異なります。

手順効果
1タンパク質を補給する
2, 3髪の柔軟化によりゆがみを整える
4保湿成分の脂質を補給する
5髪の表面を整える
6, 7キューティクルを整える

オージュア インメトリィのサロントリートメントは、くせ毛に広がりやツヤの出にくさといった悩みが加わった「ゆがみ毛*¹」を集中的にケアし、乾かすだけでまとまりのある髪に導きます。
*¹くせ毛にダメージが重なって広がり、ツヤが失われた状態

サロントリートメントは、4〜6週間に1回のペースで定期的に受けることをおすすめします。ホームケアと併用して使用すれば、トリートメント効果の持続期間も長くなるでしょう。

以下の記事では、オージュア インメトリィのサロントリートメントを実際に体験した感想を、施術前後の画像とともに紹介しています。髪のくせやゆがみに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:乾かすだけでまとまり輝く髪へ!オージュア 新ライン 『インメトリィ』サロントリートメントを体験してみた!

くせ毛を活かしたスタイリング例

くせ毛を抑えることが難しい場合は、くせ毛を活かしたスタイリングも検討してみましょう。くせ毛を活かしたスタイリング例を、長さ別に2つご紹介します。


A. くせ毛を活かしたショートヘアスタイル

B. くせ毛を活かしたロングヘアスタイル


自分の今の髪型やなりたい髪型にあわせて、参考にしてみてください。

A. くせ毛を活かしたショートヘアスタイル

くせ毛を活かしたショートヘアスタイルは、自然な動きと立体感が魅力です。

ベリーショートは、くるんとしたカールが可愛らしい印象を演出します。マッシュショートは、くせ毛の動きを活かせばナチュラルな印象に仕上がるでしょう。

ショートスタイルでくせ毛を活かすなら、髪を乾かす前に、洗い流さないトリートメントで保湿することをおすすめします。

以下の記事では、ショートヘアのスタイリングにおける3つのポイントを解説しています。これからショートヘアに挑戦したいと考えている方は、一度チェックしてみてください。
関連記事:【覚えることは3つだけ!】ショートヘアのスタイリング実践講座

B. くせ毛を活かしたロングヘアスタイル

くせ毛を活かしたロングヘアは、自然な動きと華やかさを演出できます。くせ毛の動きをそのまま活かせば、ランダムな毛束感を出すことでこなれた印象も与えられるでしょう。

また、ロングヘアは髪の重さでくせ毛を抑えられるメリットもあります。ミルボンのアウトバストリートメント「ジェミールフラン メルティバター」を使用すれば、まとまりを記憶するモリンガバター*¹が、朝までしっとりまとまる髪を維持します。
*¹(モリンガ油/水添モリンガ油)エステルズ(まとまり保持成分)

以下の記事では、ジェミールフラン メルティバターについて、人気の秘密やおすすめの使い方を紹介しています。まとまりが朝まで続くジェミールフラン メルティバターを使用して、くせ毛に負けないしっとりしたロングヘアを目指しましょう。
関連記事:商品紹介|ジェミールフラン メルティバター【ミルボン公式】

くせ毛の悩みにアプローチするお助けアイテム「エルジューダ フリッズフィクサー」

エルジューダ フリッズフィクサーは、くせ毛やうねり毛に悩む方のために開発されたアウトバストリートメントのヘアミルクです。

特長は、くせ毛の原因となる「凝り固まったタンパク質」に着目した点です。保湿成分の一種である「フィクサーエステル*¹」が、ドライヤーの熱を利用してタンパク質にアプローチし、扱いやすい髪に導きます。夜のまとまりが朝まで持続するため、朝のスタイリングが格段に楽になるでしょう。
*¹シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール (エモリエント成分)

エルジューダ フリッズフィクサーシリーズはエマルジョンとエマルジョン+の2タイプがあり、髪質にあわせて選べます。エマルジョンはくせ毛やうねりで髪が絡む方に、エマルジョン+はくせ毛やうねりで髪がゴワつく方におすすめです。

以下の記事では、くせ毛へのアプローチにおすすめの「エルジューダ フリッズフィクサー」シリーズとミルボンのドライヤー「エルミスタ」を紹介しています。自宅でサロン帰りのような仕上がりを実現したいと考えている方は、ご一読ください。
関連記事:梅雨の湿気に負けない髪へ!うねりケアの頼れるタッグ「エルジューダ」×「エルミスタ」

エルジューダ フリッズフィクサー エマルジョン・エマルジョン+の使い方のコツ

エルジューダ フリッズフィクサー エマルジョン・エマルジョン+の使用方法は以下の通りです。

1. 適量を手に取り手のひらと指の間に十分なじませる
2. タオルドライ後の濡れた髪の中間から毛先にしっかりなじませ、残りを根元付近になじませる
3. 目の粗いコームで髪全体になじませる
4. 乾きやすい顔周りから順に髪を乾かす


髪を乾かした後、ヘアアイロンで仕上げていただくこともおすすめです。ドライヤーより高温で髪を扱うヘアアイロンを併用することで、髪のまとまりがより持続しやすくなります。

一度使用しただけでも効果は実感できますが、継続して使用することでさらに扱いやすい髪を手に入れられるでしょう。

以下の記事では、エルジューダ フリッズフィクサーがくせ毛にアプローチする方法や、使用方法について画像とともに解説しています。梅雨の時期にもくせ毛に負けない扱いやすい髪を手に入れたいと考えている方は、参考にしてみてください。
関連記事:頑固なくせ毛の強い味方!エルジューダ フリッズフィクサーが誕生

くせ毛の原因にアプローチしてスタイリングしやすい髪へ

本記事では、くせ毛になる原因とアプローチする5つの方法、くせ毛を活かしたスタイリング例を紹介しました。

くせ毛の原因は先天的な体質です。しかし、パサつきや扱いにくいと感じる原因は、髪のダメージや生活習慣など多岐にわたります。ヘアケア習慣の見直しやサロントリートメントの活用によって対策できますが、くせ毛のケアが難しい場合は、くせ毛をとりいれたスタイリングを検討することもひとつの手です。

ミルボンでは、一人ひとりの髪悩みに対応できるよう、幅広い商品ラインナップを取り揃えています。自分にあったヘアケアがわからない場合は、お近くのミルボン商品取り扱いサロンでプロの美容師に相談してみてください。

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